デッドプール2
youtu.be前作以上にやりやがった(褒め言葉)
不死身の能力ヒーリングファクターと、第四の壁破壊というメタ全開なキャラでメリメリ人気を上げてきたデップーことデッドプールの映画第2段。
｢前作が好評だったので、さらに伸ばしました｣
といわんばかりの正統進化タイプの続編。
相変わらずOPの監督・主演・脚本の紹介は一切紹介する気がなく(脚本：What's the fxxk?とかなってる)
ものっそい血みどろな場面を散々見せておいて｢そう、これはファミリー映画だ｣とか主役が言い出す、そんなぶっ飛びすぎてる映画である。
・デップーさんが好き
・メタいの好き
・アクション好き
なら間違いなくハマる。前作が気に入ったなら確実に楽しめる。
前作の吹き替えは、｢余りにも下ネタが多く、とてもタレントには言わせられないのでプロの声優にお願いした｣という怪我の功名が働いたけど、
今回もその調子なので吹き替えでもバッチリ楽しめる。
なお、ケーブルは大塚明夫さん。シブさと凄みが増した声が素晴らしいので是非聞いて欲しい。
あと、ドミノ、ユキオ等普通に美人さんも出てるのでそういうの目当てでもいいから見て(圧
難点として何を喋ってもネタバレになってしまう点。
続きはwebで！・・・ではなく続きからどうぞ。
(毎度毎度長かったので短めにまとめることにしました)
まず、｢最強鬼ヤバチーム！Xフォース結成！！｣と宣伝してるけども
出撃後、数分でほぼ
全 滅 。
しかもその理由が
全 部 事 故 。
(車に衝突、ヘリのローターに巻き込まれた、電線で感電、木材粉砕機に巻き込まれた、仲間のゲロで溶けた)
下手したら広告詐欺だけど、デッドプールだからこそ許せる、いい意味での裏切り。
そして予告などには一切出て居なかったジャガーノートが出てきたり、ケーブルと手を組む(デップーさんとケーブルは原作などでコンビ組んでる)などサプライズもバッチリ完備。
前作と監督が変わり、今作はジョン・ウィックを手がけた人が監督を務め多分、戦闘シーン(+血の量)も前作より更にグレードアップ。
かつて、クライマックスで悪党の手下の群れと戦う際、レンガ1個で立ち向かう主人公がいただろうか？銃を貸してもらえなかったからとレンガ1個で捌く辺り、さすがデップーである。
また、パンフ曰く｢ありとあらゆるところにイースターエッグを仕込んだ｣らしく、小ネタも随所にある模様。
クライマックスで炎と灰で白くなったデップーさんは、Xフォース版のデップーさんのオマージュらしい。
で、EDが始まって少しした後に、ケーブルの所持していたタイムマシンをこっそり修理し、過去改変をひたすら行うデップーさんが見られるんだけど
- まず、最初に殺し損ねた悪党をしっかり始末し、ヴァネッサ生存ルートに改変
- うっかりゲロで半身が溶けて死んでしまうただのおっさん、ピーターを｢お前はもう帰れ！！｣と諭し、死から救う
- ウルヴァリン X-MEN ZEROの終盤出てきたデッドプール(※)を、横から眉間を撃ち射殺。その後執拗に弾を撃ち込み、去る。
- ｢やった！大作映画に出れる！！｣とグリーンランタンの台本片手に喜ぶライアン・レイノルズ(本人)を背後から頭を撃ちぬき殺害。(映画グリーンランタンは凄く評判が悪い)
と、2番目まではともかくそれ以降は下手すれば怒られそうな改変を行って終わる。
続編を匂わす雰囲気も漂わせ、更に最近来日したライアン・レイノルズもちょっと触れてるので、3は期待して良さそうです。
前作より更に派手に、更に酷く(褒め言葉)進化した今作。
ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰな流れもあるので、やはり今回はファミリー映画で間違いないだろう(大嘘)
言われないと絶対デップーさんとはわからない見た目をしている上に、原作とまったくかけ離れているデッドプール。
ライアン・レイノルズが演じているものの、上半身裸、身体にはよくわからない模様が描かれ、マスクすらつけておらず、口は縫い合わされているという酷い見た目。
挙句、ウルヴァリンのようにアダマンチウムの爪を持ち、目からオプティックブラストを放つという原作とは？なスペック。
公開当時、世界中のファンから不評で、｢原作デップーさんがこの場にパラシュートで乱入し、ロケットランチャーを撃ち込み爆殺する｣というファンアート？まで生まれた。
また、MVC3にデップーさんが出演した際、｢どうだ？見ただろ、こうやってウルヴァリンを倒すんだぜ。しかも目からビーム出さなくても勝てるんだ！｣という勝利台詞があり、おそらくこのZERO版デップーを暗にdisってる。
