ニンジャバットマン
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ニンジャと化したバットマンのワザマエ!
バットマンと日本がまさかの融合を果たし、ジョジョのOPやポプテピピックでおなじみ神風動画が贈る、発表当初から期待されてた映画。
いざ公開されると期待にしっかり答え、かつ全力でバカをやり(褒め言葉)、最後はしっかり魅せる。
和のカッコ良さとバットマンのカッコ良さを、相乗効果でカッコよく魅せるとんでもない映画でした。
- ヒーロー物、ニンジャ・サムライが好きなら絶対見て欲しい。
- 公式HPや有志がツイッターで紹介しているので、各々のキャラのプロフィールを予習していくとグッド(キャラ説明は全く無い)
- 全てのキャラが違和感無く、そしてカッコ良く和のテイストを盛り込んでいる
- 前半和風、中盤全力バカタイム、後半全力ストレート
バットマンはダークナイトを見て、ゲームなどで少し知識を得たぐらいですが、それでも思いっきり楽しめました。
パンフでも「この作品を入口に、他のバットマンに触れていくのもいいと思います」とあったので、ぜひとも見に行ってください。
あと、キャットウーマンがすごくセクシーでカワイイなので是非。おねがいします。
今度ねんどろいども出るそうです。
・・・え?じゃ、じゃあ、ハーレイ・クインが釘宮さんなんだけど、どう。
以下ネタバレ込み
前半でハイテクな装備を見れるまさかの僥倖。
バットモービル→バットポッド→アーマードバットマン(バットポッドがパワードスーツになる)という一連の流れはメカ好きにはとても嬉しい。
また、2年遅れてやってきたバットマンに解説する焼くとして、キャットウーマンもといセリーナ登場。パンフによると出雲阿国?イメージらしいけどたいへんセクシー。
ここで現在の状況が解説されるんだけど、それぞれのヴィランを
で紹介する。うーん、このわざとらしい和風テイスト!(すき
その後、ニンジャとして戦いに備える場面を浮世絵風に描いたり、中盤でワケあって記憶を完全に失ったジョーカーとハーレイ・クインの場面を水彩画のようなやわらかいタッチで描いたり、和風をぐいぐい推すのは絶対に忘れない。
(デッドプールのコミックで、描いてる人が変わる=雰囲気がガラッと変わる表現があったので、もしかしたらアメコミによくある技法なのかもしれない)
中盤、いよいよヴィラン大名達が地獄ヶ原で合戦を始める。
まず関が原ではなく地獄ヶ原。この時点で何かを察すかもしれないがまだ早い。
普通合戦といえば、本陣で頭がどしっと構え、武者がワーーーーと掛けていくのが世間一般だと思う。だがニンジャバットマンは違った。
武将が自らの城を巨大ロボットとして開発し、
その城ロボットで殴り合う
目眩がするくらいバカ(褒め言葉)である。でもまだ終わらない。
なんと
スーパー戦隊よろしく城が合体する
・・・何の映画見てたんだっけ?と見てる人全員スペースキャットのような気持ちだったのは想像に難くない。(いいぞもっとやれ
そして超巨大ロボと化した城を一体どうやって倒すのか?と思っていたら、
凄まじい数の猿が集合し、超巨大な猿となって迎え撃つ。
・・・あ、まだこの最高なバカタイム終わらないから席立たないで。
更にこの後、味方のニンジャ集団蝙蝠衆の助けにより、この巨大猿にさらにコウモリの大群が加わり、
なんともなつかしい見た目(全身タイツっぽいアレ)の超巨大バットマンに!
スーパー戦隊に出そうな巨大ロボのジョーカーと、超巨大バットマンが殴り合うシーンを見る日が来るとは思わなかったよ・・・すごい・・バカだ・・・・
後半!全力フザケタイムが終わり、ここから全力タイムとなる。
ナイトウィングvsペンギン
レッドロビンvsトゥーフェイス
ロビンvsポイズンアイビー
レッドフードvsデスストローク
と大盤振る舞い。見せ場が全員にあるという、推しが主役じゃない人も安心設計。
中でもレッドフードとデスストロークの戦闘は、この手の日本舞台じゃ中々見られない、銃と銃との戦いでとても新鮮でカッコよかったです。
(ところで、「ニンジャバットマン」っていうけどこれサムライじゃない?と思うかもしれない。
自分も少し前、ぼんやり頭の片隅でそう思ってたんです。)
激しく刀で斬り合うバットマンとジョーカー、ジョーカーの刀をへし折り、追い込むものの、折れた刃を胸に投げつけられ、天守閣から真っ逆さまに落ちるバットマン。
・・と見せかけて蝙蝠がバッと散り、その姿が消える。直後ジョーカーの背後へ。
蝙蝠群の中で九字護身法を結ぶバットマン。
満を持して、
ニンジャバットマンのエントリーだ!!!!
先ほどのチャンバラとは打って変わり、まさしくニンジャのような戦いを見せる。
最後の最後でタイトル回収したのはとてもアツかったです。
日本が誇るキラーコンテンツ、ニンジャとサムライが上手く交わったとても楽しい映画でした。
難点は、場所によっては上映している映画館が無い可能性があるとこでしょうか。
(自分の場合、少し前まで危うく上映する映画館が0のままだった)
バットマン好き、アメコミ好きはもちろん、ニンジャ・サムライ好き、推しの声優さんが出てる、あのキャラが気になるetc
ちょっとでも気になってるなら是非とも見て欲しい映画です。